・ロシアの自動車メーカーAGR Holdingは7月23日、新ブランドTENET車の量産に向け、カルーガ(Kaluga)工場の塗装ラインの整備を完了したと発表した。 
・同工場の塗装ラインは、詳細かつ多段階にわたる工程で構成されている。最初の前処理では、TENETの車体を完全に浸漬し、脱脂処理およびリン酸塩処理を施すことで、塗装に適した表面状態に整える。次に、RoDip技術を用いてカタフォレシスプライマー(電着プライマー)を塗布する

・ADM Globalグループ傘下のADMジザフ(Jizzakh)工場は7月17日、プレス工場とカタフォレシス(電着塗装)工場での生産を近く開始する予定だと発表した。溶接・塗装・組立部門の整備も継続される予定である。現在同工場では、輸入部品への依存を低減し、現地調達率を高めることに注力しており、拡大戦略の次のステップとして、日本の大手企業との合弁事業も計画中である。 
・同工場は現在、起亜「ソネット(Sonet)」の主要な生産拠点と

・GMの自動運転子会社クルーズ(Cruise)は7月3日、カリフォルニア州雇用開発局へ提出した書類の中で、サンフランシスコのベイエリアにある3拠点で合計101人を削減すると発表した。
・今回の一連のレイオフでは、クルーズはサンフランシスコのBryant Streetにある拠点の85人、Cesar Chavez Streetにある本社の2人と、Sunnyvaleの14人を対象とするという。労働者調整・再訓練通知(WARN Notice

・ウズベキスタンのUzAuto Motors Powertrainは7月24日、SNS投稿において、2024年12月よりCSS Primeエンジン用シリンダーブロックを中南米に輸出していると発表した。総出荷量は4万ユニット、490万ドルに達する。 
・同社はHPDC (高圧ダイカスト)ラインを導入しており、高精度なシリンダーブロック鋳物の生産を可能にしている。また、シリンダーヘッドの製造には重力鋳造技術が用いられ、すべての機械加工は

・ドイツ自動車工業会(VDA)の会長は7月23日、貿易および地政学上の課題を踏まえると、EU・中国首脳会議はとりわけ重要であると述べた。同会談は、対立を招いている諸問題を取り上げ、迅速に解決策を模索するためのプラットフォームとして機能すべきであるとした。ドイツの自動車産業にとっては、レアアースおよび永久磁石の輸出承認を迅速に進めることが、特に重要であると強調した。 
・また、中国製電気自動車(EV)に対するEUの相殺関税に関しても、

・奇瑞傘下Jetour (捷途)ブランドのインドネシア法人は7月23日、ガイキンド国際モーターショー(GAIKINDO Indonesia International Auto Show、会期：7月17-28日、以下、GIIAS 2025)において、DセグメントオフロードSUV「T2」の右ハンドル仕様車を世界初公開した。
・「T2」は冒険好きな層をターゲットにし、箱型のデザインと現代的な機能、先進的なフロントランプを採用。世界で20

・2025年のロサンゼルス・オートショー(LA Auto Show)のチケットが7月22日に発売されたと主催者が発表した。ロサンゼルス・コンベンションセンターで11月21-30日に開催される。2025年のショーでは、新たなアトラクション、没入型や画期的な技術の展示が予定される。
・最新の電気自動車(EV)、ガソリン車やハイブリッド車(HV)を屋内・屋外のトラックで試乗できる。ジープのSUVやフォードのミッドサイズSUV「ブロンコ(B

・7月25日付の複数の韓国メディアの報道によると、同日予定されていた米韓高官会合は、米国のスコット・ベッセント財務長官の急な都合により中止となった。会合には、米国側からベッセント長官およびグリア米通商代表部(USTR)代表が、韓国側から具潤哲(ク・ユンチョル)企画財政部長官と呂翰九(ヨ・ハング)通商交渉本部長が出席する予定だった。
・韓国の業界関係者によると、韓国政府は米国との関税交渉の一環として、少なくとも1,000億ドル規模の対

・奇瑞汽車のプレミアムサブブランドLEPASは7月23日、GAIKINDOインドネシア国際モーターショー(GIIAS 2025、会期：7月24日～8月3日)でデビューし、インドネシア市場に正式参入した。ブランドのグローバル発表以来、中国国外で初の参入となる。
・LEPASは、「Leap (飛躍)」と「Passion (情熱)」というブランド名の通り、豹の優雅さと革新的なエンジニアリングを融合させ、ダイナミックなパフォーマンスと洗練さ

・インド・英国両政府は7月24日、包括的経済貿易協定(CETA)を批准した。高級車とクリーンテクノロジー車の二国間貿易を促進するために割当枠を導入する。
・本協定は国内手続きの完了後に発効する予定で、新たに設置された商品小委員会による2年ごとの検討メカニズムも盛り込まれている。
・今回の合意の重要なポイントは、英国からの高価格内燃エンジン車(ICE)に対する輸入関税の段階的な引き下げである。排気量3,000ccを超えるガソリン車と排

・ベトナムの新興自動車メーカーVinFast (ビンファスト)は7月23日、インドネシアで５番目のモデルとなるコンパクト電気SUV「VF 7」を正式に発売した。インドネシアは「VF 7」にとって３番目の市場となり、洗練されたデザインと先進技術を融合させたEcoとPlusの２つのグレードが用意される。
・価格はEcoが４億9,900万ルピア(約450万円)から、Plusが5億9,900万ルピア(約540万円)からとなる。9月1日までに

・BYDは7月23日、GAIKINDOインドネシア国際モーターショー(GIIAS 2025、会期：7月24日～8月3日)で、AセグメントEV「ATTO 1」を発表した。「ATTO 1」は、大胆なデザイン、スマートな電動機能、現代の都市ドライバーに向けて運転の楽しさを提供するという。
・BYDのe-Platform 3.0プラットフォームをベースとする「ATTO 1」は、強固なボディ構造、6つのエアバッグ、信頼性の高いブレーキシステム

・ホンダのインドネシア四輪生産・販売法人であるPT Honda Prospect Motorは7月24日、GAIKINDOインドネシア国際モーターショー(GIIAS 2025、会期：7月24日～8月3日)でハイブリッド技術を搭載したMPV「ステップワゴン(STEP WGN) e:HEV」を正式に発売した。これにより、ホンダはインドネシアにおけるe:HEVラインナップをセダン、SUV、MPVの3つのカテゴリーに拡大する。
・「ステップ

・タイ工業連盟(Federation of Thai Industries: FTI)は7月24日、陸運局のデータによると、6月の電動モビリティ(電気自動車、電動二輪車、電動三輪車などを含む)の新規登録台数が、前年同月比89.0%増の1万5,100台となったと公表した。そのうち自家用乗用電気自動車(EV)が1万2,915台、電動二輪車が1,591台だった。
・2025年1-6月累計の電動モビリティの新規登録台数は前年同期比で33.0

・米国の複数メディアの7月21日付報道によると、リビアンは同社の米国内充電ネットワーク(Rivian Adventure Network：RAN)にNACS (北米充電規格)の充電プラグの追加を開始した。テスラ車およびNACS規格を採用している他のブランドの車両もリビアンの充電ネットワークを利用可能になる。リビアンはNACS規格の充電ポートをフルサイズ電気ピックアップ「R1T」および電気SUV「R1S」の2026年モデルで採用を開始

・BMWグループは7月24日、中国の合弁会社である華晨宝馬汽車有限公司(以下、華晨BMW)と中国大唐集団有限公司(以下、大唐集団)が、「環境配慮型自動車産業チェーンの共同構築」に関する戦略的協力協定を締結したと発表した。
・協定に基づき、華晨BMWと大唐集団はグリーン電力の合弁会社を共同で設立し、100万キロワット規模の陸上風力発電プロジェクトを開発する。当該プロジェクトは、華晨BMWがすでに導入している太陽光発電や地熱暖房システム

・BYDは7月24日、中国で新型ミッドサイズSUV「シーライオン (Sealion、海獅) 06」を発売したと発表した。パワートレインはプラグインハイブリッド車(PHV)と電気自動車(EV)の2種類で、全6モデルが設定され、販売価格は13.98万元-16.38万元。
・外観は「海洋美学」をデザインコンセプトとしている。車体サイズは全長4,810mm、全幅1,920mm、全高1,675mmで、ホイールベースは2,820mm。
・PHV

・中国乗用車市場信息聯席会(China Passenger Car Association：CPCA)は7月24日、中国での狭義の乗用車(セダン、SUV、MPVを含み、微型バンを除く)の7月の小売販売が前年同月比7.6%増の185万台になるとの見通しを発表した。そのうち、新エネルギー車(NEV)は約101万台の見込み。
・CPCAの分析によると、6月の中国自動車市場は中央政府の「両新」(大規模設備の更新と消費財の買い換え)政策の効果

・米国のトランプ大統領は7月25日、記者団に対して米国とカナダは新たな貿易協定締結に至らない可能性があり、「カナダとはこれまで本当に運がなかった」として、単純に関税を引き上げるか高関税を課すことになると述べた。同日付のカナダのメディアのCBC/Radio Canadaが報じた。
・スコットランドに向けて出発する前にトランプ大統領は、「カナダは、交渉は発生せずにただ関税を課すだけの国の内の1つとなる可能性がある」との考えを示した。トラ

・VWグループは7月25日、2025年第2四半期(4-6月)と上半期の決算を発表した。
・2025年第2四半期の売上高は前年同期比3.0%減の808億ユーロ、営業利益は29.4%減の38億3,400万ユーロ、税引後利益は36.3%減の22億9,100万ユーロとなった。
・第2四半期の販売台数は前年同期比1.2%増の227万2,000台だった。
・2025年上半期の売上高は前年同期比0.3%減の1,584億ユーロ、営業利益は32.8%