・ステランティスは5月1日、8社合弁の北米急速充電ネットワークIONNAが2025年の拡張計画を更新したと発表した。2030年末までに3万基の充電ベイを設置するという
・IONNAのネットワークは4月に2025年初めて同時開設された新充電サイト6カ所の追加により12サイト、120ベイに倍増した。
・IONNAは米国全土でさらに15カ所の充電サイトを建設中で、開設済みと建設中の充電サイトを合わせると14州27カ所となる。
・今後、米国

・インドの電気自動車（EV）向け充電インフラ企業EVREは5月1日、インド・ハイデラバード（Hyderabad）のパタンチュル（Patancheru）工業開発区にEV充電器工場を開設したと発表した。当面の生産能力は月産最大5,000基となる。
・新工場ではAC 3.3kWからDC 360kWまでEVREの充電器を全種類生産する。今後数カ月で、既に受注している2万基の充電器を生産する予定。生産能力は2026年までに月産1万基に倍増する

・4月29日付のメキシコ現地メディアCluster Industrialの報道によれば、メキシコのクリーンモビリティ大手VEMOはメキシコのバハ・カリフォルニア州とバハ・カリフォルニア・スル州に新たに充電器12基を設置したと発表した。 
・12基の充電器はティフアナ(Tijuana)、ラパス(La Paz)、ロスカボス(Los Cabos)の3つの主要公共充電ステーションに分散して設置され合計容量230kWを提供する。 
・VEMO

・現代自動車は4月28日、2025 Advanced Clean Transportation (ACT) Expoにおいて、米ジョージア州サバンナ(Savannah)港からわずか10マイル(約16km)に位置するプーラー(Pooler)に、クラス8の大型ゼロエミッション車両向け水素製造・充填施設を建設する計画を発表した。サバンナ港周辺は、米国でも有数の貨物輸送拠点のひとつである。 
・このプロジェクト「HTWO Energy Sa

・米国のフリート充電ソリューション企業TeraWatt Infrastructureは4月17日、カリフォルニア州ランチョ・ドミンゲス(Rancho Dominguez)にある中・重量級電気自動車(EV)の充電施設が本格稼働を開始したと発表した。
・ロングビーチ港とロサンゼルス港から北へ12マイル(約19km)の場所に位置するランチョ・ドミンゲスの施設は、米国最大級のコンテナ港に出入りする電気トラックのフリートを支える戦略的な立地に

・国際エネルギー機関 (IEA)は、ベトナムの電気自動車(EV)需要を満たすには今後15年間で充電ステーションを10万～35万カ所新設する必要があると指摘している。2025年4月18日付のローカルメディアVietnam Newsが報じた。
・ベトナムではEVの販売台数が増加傾向にあるにもかかわらず、充電網の整備が追いついていないのが現状だという。VinFastは全国的な規模で充電網の構築を進めているが、他のブランドは利用可能な充電ス

・アブダビ首長国の地方自治体・交通局の一部である統合交通センター(アブダビ・モビリティ)は4月21日、アブダビ開催の第4回電気自動車(EV)イノベーションサミット(EVIS 2025、会期：21日～23日)に参加していると発表した。
・同イベントでは、2030年までにアブダビ島を完全なグリーン公共交通区域にすることを目指す「グリーンバス・プログラム」など、アブダビ・モビリティによる主要な取り組みが紹介された。同プログラムは、島内およ

・欧州有数の研究機関であるフラウンホーファー研究機構集積システム・デバイス技術研究所(IISB)は4月11日、バイエルン州経済大臣が、電気自動車(EV)向け非接触エネルギー伝送の研究を目的とした新しいテクノロジーセンター「E|Road-Center」の開所を宣言し、資金援助証明書を授与したと発表した。
・E|Road-Centerは、道路交通インフラの電化推進を目的とする研究拠点となる。同センターでは、静止時および走行時の両方におけ

・欧州自動車工業会(ACEA)は4月15日、欧州電気事業連合(Eurelectric)と共同で、政策立案者に対し、大型車両(HDV)向け充電インフラに対応した送電網の整備を優先事項として位置づけるよう強く呼びかけを行ったと発表した。 
・ACEAとEurelectricは、新たに発表した共同文書の中で、配電系統運用者(DSO)の重要な役割を強調し、需要志向かつ先を見越した電力網投資のアプローチを求めている。大型車両に適した充電ネット

・ベトナムのコングロマリットVingroup傘下のV-Greenは4月15日、Bac Tay Nguyen Automobile JSCと戦略的協力協定を締結し、2025年にベトナムの中部高原地方と近隣の省に3,000カ所のVinFast電気自動車(EV)充電ステーションを展開すると発表した。
・本協定に基づき、V-Greenは機器、技術、運用ソリューションを提供し、安全性と効率性を確保する。同地域におけるVinFastの正規ディス

・英サフォーク州議会は4月9日、充電インフラ運営会社Believeと提携して州内に約6,000カ所の公共電気自動車(EV)充電スタンドを新設すると発表した。同州議会は英国政府のLEVI (Local Electric Vehicle Infrastructure)基金に530万ポンドを申請してこのプロジェクトを実現させた。充電スタンドの展開にはLEVI基金の一部とBelievによる1,600万ポンドの追加資金が充てられる。 
・充電

・タイで電気自動車(EV)充電インフラ事業を手がけるEvolt Technologyは4月4日、同国におけるEVエコシステムの成長と発展を加速させ、持続可能なEV充電インフラの技術革新を推進するため、豊田通商のタイ法人であるToyota Tsusho (Thailand)との提携を発表した。
・今回の提携の主なポイントは、次の4点。
先進的かつ信頼性の高いEV充電設備の導入新たな顧客基盤の拡大EV充電ステーションへの戦略的投資成長す

・電気自動車(EV)バッテリー高速交換技術を手掛ける中国のU Power (優品車)は4月8日、タイで開催された2025年バンコク国際モーターショーでUOTTAバッテリー交換ステーションの公開デモを行い、東南アジアでの事業拡大に向けた一歩を踏み出した。
・このデモには主要パートナーのSUSCO (タイの石油会社)や80を超えるタイのメディアが参加した。U Power はSUSCOとの提携に基づき、間もなく商業サービスを開始する。東南

・インド電子情報技術省(MeitY)は4月7日、パワーエレクトロニクス技術国家ミッション(NaMPET)プログラムに基づく複数の技術商業化契約の締結をニューデリー(New Delhi)のElectronics Niketanで発表した。
・この契約の一環としてMeitY傘下でケララ州ティルヴァナンタプラム(Thiruvananthapuram)にある研究機関C-DAC及びマハラシュトラ州のVNIT Nagpur (ヴィスエソラヤ国立

・蔚来(NIO)は4月1日、蔚来能源(NIO Power)傘下の長沙蔚然能源有限公司が、長沙経開集団の全額出資子会社である湖南東方数智能源投資有限公司(以下、東方数智)と協力協定を締結したと発表した。両社は新エネルギー車(NEV)の充電・バッテリー交換施設の建設、スマートエネルギー管理システム、仮想発電所への接続などで協力する。
・協定によると、両社は湖南省で太陽光発電と蓄電機能を備えた充電・バッテリー交換一体化ステーションを100

 ・欧州の大手高速充電企業Atlante、Electra、Fastned、IONITYによるSpark Allianceは4月1日、フランス・パリのCercle de l'Union Interallieeで、シームレスな充電ネットワークを構築することを発表した。電気自動車(EV)の所有をより手軽なものにすることがねらい。2025年夏からはSpark Alliance加盟の1,700カ所以上の充電ステーションで、車種やブランドに関係

・フィリピンエネルギー省(DOE)は4月1日、安全かつ効率的で持続可能な電気自動車(EV)用充電ネットワークを実現するため、新たな規制の導入と公聴会の実施に向けた準備を進めていると発表した。 
・4月には、「EV充電ステーション事業者の義務、要件、仕様、相互接続性に関する実施ガイドライン(IG-ORSI)」が発表される予定である。 
・またDOEは第2四半期中に、EV充電ステーションのガソリンスタンドへの戦略的配置や、充電インフラ開