・アウディの高性能車部門を担当する子会社のアウディ・スポーツ(Audi Sport)は6月2日、独フラウンホーファーのハイルブロン研究・イノベーションセンター(Heilbronn Research and Innovation Centers)と提携し、車両生産における部品ピッキング工程の改善に向けた新たなアプローチの検証を開始したと発表した。改善の重点領域を特定した後、両者はボリンガー・ホフ(Bollinger Hofe)のAud

・英国の半導体大手Armが主導する業界コンソーシアムSOAFEE (Scalable Open Architecture for Embedded Edge)は5月30日、LG Electronicsが同コンソーシアムと提携し、「PICCOLO」と呼ばれる革新技術の開発に着手したと発表した。PICCOLOは、車載ソフトウェアとハードウェア間の効率的な連携を可能にする技術である。
・PICCOLOは「Mixed Critical Or

・イタリア金属労連(FIOM-CGIL)とイタリア金属機械労連(FIM-CISL)は5月30日、金属機械産業の経営者団体Federmeccanicaと設備関係の経営者団体Assistalが全国労働協約の失効から1年近く経過しているにもかかわらず、労働協約に関する話し合いの再開を拒否したと発表した。このため、FIOM、FIM、イタリア機械工業労連(UILM)の3組合は抵抗姿勢を強めているという。
・これらの労組は、6月20日に8時間の

・BASFは6月2日、ポリフタルアミド(PPA)製品群にUltramid Advanced N3U42G6を追加すると発表した。この製品は非ハロゲン系難燃剤を加えたポリアミド9Tで、eモビリティ向け電気・電子(E&E)部品の金属接点の電食を最小限に抑える。 
・PPAは電気自動車(EV)のインバーター、DC/DCコンバーター、バッテリーなどに使用される高電圧コネクターの安全性と耐久性を高めるもので、薄肉の高電圧コネクターの堅牢性と信

・米国自動車技術者協会(SAE International)は5月29日、電気自動車（EV）の充電規格J3400 (NACS)に新たにSAE J3400/2を追加した。規格の中に規格が構成されることになる。
・J3400は、互換性を実現する内部技術から導入済や導入予定のアダプターのハードウェア仕様・試験に至る全般を対象とするファミリー規格として運用されているが、J3400/2は、充電を高速化するハードウェア自体を規定している。
・J

・米国エネルギー省（DOE）オークリッジ国立研究所(ORNL)は5月29日、量産車用大型複合部品の金型を製作する上で3D印刷が従来の金型製作方法より迅速かつコスト効率と自由度の高い方法を提供できることを実証した。
・ORNLの生産実証施設(MDF)で行われた研究では、大規模な積層造形(3D印刷)が複雑な金型の製作に適しており、自動車分野における軽量複合材料の採用を加速しうる効率を有していることが確認された。
・ORNLの生産ロボット

・豊田自動織機は6月3日、トヨタなどによる株式公開買い付けを受け入れ、株式を非公開化すると発表した。豊田自動織機の株式の公開買付けおよび同社の非公開化を目的とした一連の取引に、トヨタ、アイシン、デンソー、豊田通商などが参画する。
・非公開化にあたっては、新たに持ち株会社を設立し、トヨタ不動産が約1,800億円、豊田章男氏が10億円、トヨタは議決権を持たない優先株で約7,000億円の出資を行う。
・さらに、トヨタ、アイシン、デンソーお

・米国のファラデー・フューチャー(Faraday Future Intelligent Electric: FF)は5月31日、ロサンゼルスの本社で初となる年次株主総会を開催したと発表した。出席した株主と来賓は、同社の新モデル「FX」の多目的車両(MPV)「スーパーワン(Super One)」、電気自動車(EV)「FX6」、「FX4」を含む複数のFXプロトタイプを含む試乗体験に参加した。
・ファラデー・フューチャーのサブブランドFX

・5月28日、Thai Coated Steel Sheel (TCS) とThai Cold Rolled Steel Sheet (TCRSS) は、米国の貿易関税と低コストの中国からの輸入品によって世界の鉄鋼市場が不安定化していることに対応するため、10月1日に合併することを発表した。
・この合併は、特に自動車、家電、事務機器などの主要な顧客産業へのより良いサービスを提供するために、業務効率の向上、製品品質の向上、サプライチェ

・インド競争委員会は5月27日、Ring Plus Aqua Limited (PPAL)とMaini Precision ProductsのJK Maini Precision Technologies Limited (JKMPTL) への合併、およびJKMPTLの航空宇宙事業のJK Maini Global Aerospace Limitedへの分割を含む合併を承認したことを発表した。
・RPALは、リングギア、フレックスプレ

・Kinetic Groupの電動モビリティ部門であるKinetic Watts and Voltsは5月28日、マハラシュトラ州Ahilya Nagarに新しいEV工場を開設し、Kineticの次世代電動モビリティソリューションを推進すると発表した。
・87,000平方フィート(約8,100平方メートル)超の新工場は、高度な自動化、精密組立ライン、持続可能性が特徴で、高品質でスケーラブルな生産を可能にする。工場のデジタル化されたオ

・スペイン自動車工業会(ANFAC)が2日に発表した5月の乗用車登録台数は、前年同月比18.6%増の11万2,820台となった。1-5月累計では、前年同期比13.6%増の49万711台となっている。
・5月の乗用車販売台数をブランド別にみると、トヨタが14.8%増の9,401台(シェア8.3%)、VWが19.2%増の7,439台(同6.6%)、ルノーが12.4%増の6,994台(同6.2%)、ダチアが46.8%増の6,910台(同6

・ボルボ・カーの米国法人Volvo Car USAは6月2日、2つの主要な技術改良と同社の最量販SUVの改良を含む、米国における2026年型ハイブリッド車(HV)ラインナップの詳細を発表した。
・2026年型モデルから、ボルボのすべての新車は次世代のユーザーエクスペリエンス(UX)「Volvo Car UX」を標準装備する。フルサイズ電気SUV「EX90」、サブコンパクト電気SUV「EX30」、およびフルサイズSUVの改良型「XC9

・英国のリチウムイオンバッテリーリサイクル事業会社Altiliumは6月1日、英国先進推進技術センター(Advanced Propulsion Centre: APC)のAdvanced Route to Market Demonstrator 3 (ARMD3)プロジェクトを通じた、ジャガー・ランドローバー(JLR)との協業予定を発表した。詳細はドイツのStuttgartで開催されるBattery Show Europe 2025

・インド政府は6月2日、電気自動車(EV)に重点を置いた乗用車の国内生産を促進する制度を承認した。インド重工業省が同日、明らかにした。この制度には世界のEVメーカーの投資を誘致し、インドをEVの主要生産拠点として位置付ける狙いがある。
・承認を受けた申請事業者は、申請承認日から5年間、運賃保険料込みで最低3万5,000ドルのEVの四輪車を15%の関税で完成車(CBU)輸入する許可を得られる。承認された申請事業者は、制度の規定に従い3

・MGの英国法人MG Motor UKは5月28日、コンパクトクロスオーバーSUV「HS」シリーズに新しいHybrid+テクノロジーを搭載したハイブリッド車(HV)の「HS Hybrid+」を発表した。SEとTrophyの2モデルで、価格はそれぞれ2万8,995ポンド(約560万円)、3万1,495ポンドから。
・パワートレインは、1.5Lハイブリッドガソリンターボエンジン、スタータージェネレーター、1.8kWhバッテリーで構成され