・LG化学の電気自動車(EV)バッテリー製造子会社であるLG Energy Solutionは、「OSS (Open Submission for Start-up)」プログラムの運営を開始し、オープンイノベーションのエコシステムを強化すると発表した。
・「OSS」は、バッテリー関連の革新技術を有する世界中のスタートアップがLG Energy Solutionに提案を行えるプラットフォーム。このプログラムを通じて技術提案書を提出する

・リビアンのR.J. Scarings CEOは5月6日、2026年初頭の量産開始に先立ち、新型ミッドサイズ電気SUV「R2」の試作車生産がイリノイ州ノーマル(Normal)工場の量産用設備を使用した試作ラインで進行中であることをSNSへの投稿で明らかにした。
・リビアンは、新型「R2」は輸入車と自動車部品に課される25％の自動車関税を回避し、すべて米国内で生産されるため、4万5,000ドルから始まる販売価格を維持すると主張を崩して

・韓国のGrinergyは、2025年下半期からXNO電池を発売する予定であると発表した。XNO電池は、英国のEchion Technologiesが開発したニオブ (Nb)ベースのXNO負極材を使用し、従来のLTO (チタン酸リチウム) 電池に比べてエネルギー密度が50%以上向上するとともに、原価は20%以上削減される見込み。Grinergyは、セル製造工程におけるXNO負極材の適合性を詳細に検討し、Echion Technolo

・ステランティスは新CEO探しの終盤に差し掛かっており、現在Stellantis AmericasのCOOであるアントニオ・フィロサ(Antonio Filosa)氏が最有力候補に浮上しているという。関係者からの情報を元に、5月9日付のデトロイトニュースが報じた。
・新しいCEOの選出は最終局面に近づいているものの、状況はまだ流動的だという。John Elkmann会長率いる取締役会がFilosa氏以外の人物を選ぶ可能性も残っている

・韓国の複数メディア報道によると、電解液メーカーEnchemは、ナトリウムイオン電池の開発に関する2つの国家プロジェクトに参加しているという。まず、産業通商資源部による「ナトリウムイオン電池用高信頼性電解質の開発」プロジェクトにおいて、同社はナトリウムイオン電池用安定化添加剤の開発、電解質設計の最適化、信頼性特性の改善などを推進している。また、科学技術情報通信部による「220Wh/kg級限界突破ナトリウムイオン電池用高電荷貯蔵材料お

・韓国の複数メディアによると、同国の電解液メーカーEnchemは、フランスに生産拠点を設立する計画を進めている。同社はフランスのダンケルク市に年産17万5,000トンの電解液工場および年産2万トンのリサイクルNMP工場を建設する。電解液工場は2026年に、リサイクルNMP工場は2025年末までに完工させる計画。
・Enchemは現在、ポーランドとハンガリーで電解液の生産拠点を運営しており、今回の投資を通じて欧州全域における市場シェア

・VWグループが4月30日に行った2025年第1四半期の決算発表のなかでArno Antlitz CFOは、VWグループのEVブランドであるスカウト・モーターズ(Scout Motors)がブランド初のモデルとなるフルサイズSUV「トラベラー(Traveler)」とピックアップトラックの「テラ(Terra)」のレンジエクステンダーEV(EREV)版について、VWのメキシコ・グアナフアト州シラオ(Silao)工場で生産される既存の内燃

・中国商務部は5月12日、公式ウェブサイトで、米国と中国がスイス・ジュネーブで実施した経済貿易協議を経て共同声明を発表したと伝えた。両国は5月14日までに以下の措置を講じることを約束した。これにより双方は追加関税を115％引き下げ、90日間の交渉期間に入る。
・米国側は以下を実施し、対中追加関税を30％に引き下げる(違法薬物をめぐる関税20％を含む)：
4月2日に発令された大統領令第14257号に基づき、中国(香港特別行政区およびマ

・江鈴汽車集団は5月6日、アルメニアにおいて配給会社Sky Motors LLCを通じて、商用車ブランドの江鈴汽車(JMC)と新エネルギー車(NEV)ブランドの江鈴集団新能源(JMEV)の製品を4月18日に発売したと発表した。
・江鈴汽車はピックアップとライトトラックを投入。江鈴集団新能源はサブコンパクトハッチバック電気自動車「EV3」とコンパクト電気セダン「GSE」モデルを発売した。江鈴のEVがアルメニアに投入されるのは今回が初め

※英GlobalData社 (旧LMC)のアナリストによるショートレポート (5月8日付) をマークラインズが翻訳したものです。
・英バーミンガム(Birmingham)のNational Exhibition Centre (NEC)で開催された2025年商用車(CV)ショー(会期：2025年4月29日-５月1日)では、道路輸送業界にとって英国随一のイベントであることが再確認された。脱炭素化、電動化、スマート技術に重点を置いた今年

・米国連邦地裁Terrence Berg判事は5月7日、新興電気自動車(EV)メーカーBollinger Motorsのサプライヤーへの債務が膨らみ最近の財務状況が悪化していることを受け、同社が破産管財人の管理下に入ると発表した。同日付の米国の複数のメディアが報じた。
・同社の創業者で元CEOのRobert Bollinger氏が同社に融資した1,000万ドルの返済を求めている訴訟の一環として、裁判所命令は出されたものである。
・過

・奇瑞汽車傘下のJetour (捷途)ブランドは、アルジェリア国営製鉄会社(SNS)の子会社である国営鋳造会社Fondalと協力し、2025年に同国バトナ(Batna)の旧起亜工場で自動車の生産を開始する。5月7日付で現地の複数メディアが報じた。
・当初JetourはSKD方式を採用する。現在の従業員全員の雇用を維持し、さらに新たな雇用機会を創出する。将来的にはCKD方式に移行し、施設の既存設備を活用していく計画。
Based on

・奇瑞汽車傘下の東南汽車(Soueast)は5月8日、サウジアラビアに現地子会社を設立したと発表した。サウジアラビアは中東最大の自動車市場であり、東南汽車にとって中東展開の重要拠点となる。同社は現地子会社を通じて、現地顧客ニーズに合わせたモデルの開発を目指す。
・東南汽車は同日、サウジアラビア・ジッダ(Jeddah)に中東地域向けの自動車部品センターも設立した。
Based on SOUEAST press release

・中国の自動車メーカーであるHanzo Motorsは、リビア東部のベンガジ(Benghazi)に乗用車工場を設立することでリビア企業のグループと契約を締結した。5月2日に複数のメディアが報じた。
・新工場の稼働開始により、新たな雇用を創出し、関連企業を支援し、製造およびイノベーション技術のエコシステムを構築することになる。
Based on multiple sources