・マセラティは5月15日、「グランツーリスモ(GranTurismo)」と「グランカブリオ(GranCabrio)」の生産を2025年後半からイタリア・モデナ(Modena)工場に戻すと発表した。両モデルの全バージョンは、2025年第4四半期からモデナ工場で生産される予定。
・これはマセラティにとって新たな章の始まりであり、イタリアンデザイン、パフォーマンス、ラグジュアリーの象徴である前世代のアイコニックなモデルが生産されていた工場

・5月16日付の複数メディアの報道によると、アルジェリア・オラン州ウエ・トレラ(Oued Tlelat)にあるルノー・アルジェリアの工場は、いまだ操業再開の承認を得られていない。同工場は2020年から操業を停止しており、現在も再開の許可を待ち続けている。政府は依然として「ゴーサイン」を出していない。
・2025年3月、産業省の技術委員会は、ルノー・アルジェリアが新たに提出した生産再開の申請を却下した。この決定は、アルジェリアとフラン

・韓国の複数メディア報道によると、クムホタイヤ(Kumho Tire)は2025年5月17日に同国の光州工場で火災が発生した影響により操業を停止した。
・火災は17日午前7時11分に発生。精錬工程で使用される産業用オーブンにおける出火が原因とされている。
・光州工場はクムホタイヤの韓国内最大規模の生産拠点であり、1日あたり約3万3,000本、年間では約1,200万本のタイヤを生産している。特に、同工場は高インチ・高性能タイヤといった

・イタリアの3つの労働組合(FIOM-CGIL、FIM-CISL、FIM-CISL)は5月15日、ステランティスがマセラティのすべての生産(「グランツーリスモ(GranTurismo)」と「グランカブリオ(GranCabrio)」)をイタリア・トリノのミラフィオリ(Mirafiori)工場からモデナ(Modena)工場へ移管することを決定したと発表した。これはマセラティが直面している深刻な課題を浮き彫りにしている。現在の両工場の生産

・イタリアの労働組合FISMICは5月14日、FIM、UILM、FISMIC、UGLMの各労組代表との会合を開いたと発表した。そこでは、ステランティスのテルモリ(Termoli)工場の将来と雇用の保障が主要な議題となった。
・なかでも、現在約450人を雇用しているFIREエンジン部門の閉鎖計画に対する懸念が高まっており、他の部門についても将来が不透明な状況にある。テルモリ工場で生産されている2LのGMEエンジンは主に米国向けに輸出さ

・ドイツ最大の労働組合である金属産業労組IGメタル(IG Metall)が5月14日、フォードの独ケルンEVセンター(Cologne Electric Vehicle Center)で24時間ストライキを実施し、操業がほぼ停止したと同日付の複数の現地メディアが報じた。ストライキは2025年5月14日に開始され、最終夜勤が終わる5月15日に終了予定。
・このストライキは、フォードが2027年末までに同工場で働く約1万1,500人の従業

・テスラのテキサスギガファクトリー(Gigafactory Texas)では、5月26日週に稼働が休止されるようで、メモリアルデー(5月26日)の週は特別休暇を取得するか、出勤しても掃除やトレーニングに時間を費やすようにとの通達が従業員に届いたという。5月12日付の複数の米国メディアが報じた。
・テスラは以前から一斉休暇を取る会社であることで知られているが、従業員によれば、今回の休みはいつもより長いという。また、同社が残業を減らして

・ロシアのアフトワズ(AvtoVAZ)は5月12日、企業休暇と5月の祝日中に実施された近代化工事の後、自動車部品、車両、組立キットの生産を再開したと発表した。
・2025年5月1日から5月11日までの間に、アフトワズは投資額2億2,000万ルーブル超(約4億円)に相当する9,000件を超える設備の予防保全および近代化作業を実施した。自動車の生産と並行して、イジェフスク(Izhevsk)工場、子会社のVIS-Auto工場およびLada

・イタリアの労働組合FIOM-CGILは5月8日、ステランティスのテルモリ(Termoli)工場において、地元組合と共有した最近の人員削減に加え、さらに200人の従業員が希望退職することを確認した。
・労働組合は、新規の投資不足、新型車投入の遅れ、テルモリ・ギガファクトリー・プロジェクトの進展が見られないことを理由に、雇用喪失が増加していると警告している。
・現在、人員削減基金の増額が決定されている。しかし2015年以降1万6,00

・thyssenkruppは、同社のスプリング・スタビライザー事業部門について、ドイツ・ハーゲン(Hagen)にある生産拠点を段階的に閉鎖し、同地のコンピテンスセンターも閉鎖することを決定したと発表した。この措置により、今後2年間で約300人の雇用が削減される見通しだという。
・また、同事業部の本社機能も段階的に縮小される予定で、最終的にハーゲンでは、30から40人のみ雇用が残る見込みとなっている。
・同拠点は近年、欧州自動車産業の

・ステランティスは、カナダ・オンタリオ州ウィンザー(Windsor)工場での第3シフトの追加を延期した。また、今後12週間は同工場の生産量が変動する可能性があるという。5月6日付の複数の米国メディアが報じた。
・ウィンザー工場を代表している組合支部Uniforローカル444は、「2025年後半に同工場で予定していた第3シフトの追加を2026年まで延期する」と組合員にメモで伝えたが、その理由については明らかにしなかったという。
・ステ

・5月7日付の複数のイタリア現地メディアによると、ステランティスの伊ミラフィオリ(Mirafiori)工場で5月5日に生産が再開された。これは、今後数カ月以内に発売予定のフィアットAセグメントハッチバックの「500」ハイブリッドモデルの生産準備に伴い、長期休止していた操業の一部を再開したものである。
・現時点では、EV版「500e」の需要低迷を受け、生産体制は1シフトに限定されているものの、2025年5月時点で新たな生産休止の予定は

・5月7日付の複数メディアの報道によると、フォードのスペイン・アルムサフェス(Almussafes)工場において、REDメカニズムの一環として、2025年5月に予定されている4日間の生産休止に加え、6月にもさらに6日間の生産休止を実施する予定であることを明らかにした。
・具体的には、車両工場は、5月5日、12日、19日、26日、および6月2日、9日、16日、23日、27日、30日の計10日間、生産を休止する予定であり、これにより5月

・５月6日付のイタリアの複数メディア報道によると、ステランティスはイタリア・テルモリ(Termoli)工場で約200人の人員削減を計画していると報じた。同社は、以前他のイタリア工場でも実施したように、自主退職による人員削減を目指しているという。
・定年退職年齢に近い従業員向けに早期退職制度が準備されている。対象となる従業員には、円滑な退職移行を支援するため、一時金と毎月の追加サポートが提供される。
・テルモリ工場のFIREエンジン生

・5月2日付のデトロイトニュースの報道によれば、GMはトランプ米大統領のカナダ貿易戦争に対応するためカナダ・オンタリオ州オシャワ(Oshawa)のトラック工場で今秋からシフトを削減すると発表した。トランプ大統領は一部の例外を除きカナダからの輸入品に25％の一般関税を課した。カナダも同様に25％の報復関税で追随した。
・オシャワ工場は2024年にシボレー「シルバラード(Silverado) 1500」と「シルバラードHD」を合計14万

・5月2日付の複数メディアの報道によると、ステランティスのイタリア・テルモリ（Termoli）工場では8バルブエンジンラインが既に停止し16バルブのラインも2025年夏までに停止する。GME 2.0LエンジンやマセラティのV6 Nettunoエンジンのようなプレミアムエンジンも生産停止となる可能性がある。
・今のところフィアット「パンダ（Panda）」やアルファロメオ「トナーレ（Tonale）」などが搭載するGSE FireFlyエ

・ロシアのアフトワズ(AvtoVAZ)は4月30日、2025年5月5日から7日までの年次統一休暇中、および5月1日から4日、5月8日から11日までの週末と祝日に、既存生産設備の近代化と新型車発売準備のためのさまざまな作業を実施すると発表した。すべての生産ラインは2025年5月12日に操業を再開する予定。
・AvtoVAZは、複数の部門で予防保全と近代化を実施する。ラダ「グランタ(Granta)」の溶接工場ではサイドウォールのローディ

・ステランティスは部品在庫を需要に合わせるため、米国オハイオ州トレド・サウス(Toledo South)工場で4月28日からミッドサイズピックアップのジープ「グラディエーター(Gladiator)」の生産を一時休止した。4月30日付のデトロイトニュースが報じた。
・トレド工場では、サウス工場で「グラディエーター」を2シフト制で生産し、ノース(Toledo North)工場でミッドサイズオフロードSUVのジープ「ラングラー(Wrang

・BMWは4月28日、ドイツ・レーゲンスブルク(Regensburg)工場において、パイロットプロジェクト「GenAI4Q」を通じて車両検査の改善に役立つ新しいソフトウェアを開発したと発表した。このソフトウェアは、AIを活用し、同工場で1日あたり約1,400台生産される各車両に合わせた検査のポイントを提示する。 
・BMWでは、生産工程において多くの検査を実施し、最高の製品品質を確保している。工場から車両が出荷される前には、訓練を受