・Bosch (ボッシュ)は5月21日、公益社団法人自動車技術会(JSAE)主催の人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA (5月21-23日)の展示エリアにおいて、同社の幅広いソリューションや最新技術を紹介した。そのうち、自社開発したSoC (システム・オン・チップ) を搭載した新世代の前方・側方レーダーを、日本で初めて展示した。
・第7世代となるレーダーに搭載するSoCは、22ナノメータ・プロセスを採用しており、小型

・三菱ふそうトラック・バスは5月21日、岩谷産業と液化水素を利用した水素燃料商用車向けの水素充填技術に関する基本合意書を締結したと発表した。両社は、新たな液化水素の充填方法であるサブクール液化水素（sLH2）充填技術に関する研究開発を共同で行うという。
・水素駆動の車両では従来、水素は圧縮ガスとして車内に貯蔵する形で用いられてきた。sLH2充填は、液化水素をポンプで加圧しながら車両に搭載された液化水素タンクに充填することでタンク内の

・スカニアは5月20日、11Lクラス最高の性能と柔軟性を発揮する新型のSuper 11エンジンを発表した。9Lと13Lクラスの中間に位置するSuper 11は、9Lエンジンより最大7%燃費が向上しており、Super 13より85kg軽いため、重量が重視される輸送においてパワーや信頼性を犠牲にすることなく積載量を増やすことが可能となっている。
・エンジンの出力には、最高出力350hp (最大トルク1,800Nm)、最高出力390hp

・BMW傘下のMINIブランドは5月20日、市街地での走行に適したコンパクトなデザインに伝統的なゴーカートのようなハンドリングを合わせた新型「MINI John Cooper Works コンバーチブル(Convertible)」を公開した。
・同モデルは2.0L 4気筒ツインターボガソリンエンジン(最高出力231hp、最大トルク380Nm)を搭載する。時速0kmから100kmまで6.4秒で加速し、最高時速は245kmに達する。マニ

・セアトは5月20日、スペイン・マルトレル(Martorell)工場で電気自動車(EV)の生産に向けた準備が進んでいると発表した。バッテリーシステムの試作品組み立てと、新しいPXLプレスを使用した次期EVの最初のボディ部品の試作生産という2つの大きなステップが完了したという。
・セアトは、マルトレルの新工場でバッテリー試作品の組立を開始した。手作業と自動化された作業を組み合わせたこの段階は、本格的な生産を開始する前に設備と工程をテス

・ボルボ・トラックは5月20日、eアクスルを搭載する長距離電気トラック「FHエアロ エレクトリック(FH Aero Electric)」を2026年第2四半期に発売し受注を開始すると発表した。
・新型の「FHエアロ エレクトリック」は急速充電が可能で、1回の充電での航続距離は最長600km。また、メガワット充電システム(MCS)に対応し、バッテリー残量20%から80%の充電所要時間は40分間である。
・6x2構成ではサポートアクスル

・日産のインド現地法人Nissan Motor Indiaは5月20日、事業に関する憶測の報道を受け、インドへのコミットメントを再確認する声明を発表した。同社はインドの事業、ディーラー、提携企業、顧客への関与を継続すると表明した。既存のモデルと今後発売予定のモデルの販売とサービスを継続し、BセグメントMPV 1車種とCセグメントSUV 2車種の発売を控え、商品戦略への変更はないという。
・Nissan Motor Indiaは、車両

・マレーシア道路交通局(JPJ)は、マレーシアにおける2025年1-4月の電気自動車(EV)登録台数ランキングで上位20位のブランドを発表した。現地メディアPaul Tanが5月14日付で報じた。
・首位はBYDで3,207台、2位は「e.MAS 7」を発売したプロトンで2,537台、3位はテスラで735台、4位はBMWで587台となった。5位以下はDenza (騰勢)が395台、Xpeng (小鵬汽車)が380台、Zeekr (極

・現代自動車のベトナム法人であるHyundai Thanh Congは5月16日、4月の新車販売台数が前年同月比4.5%増の4,470台だったと発表した。
・サブコンパクトSUV「クレタ(Creta)」が1,059台で、同社のモデル別月間販売トップとなった。2位はサブコンパクトセダン「アクセント(Accent)」で568台、3位はコンパクトSUV「ツーソン(Tucson)」で506台だった。4位はMPV「スターゲイザー(Starga

・マセラティは5月15日、「グランツーリスモ(GranTurismo)」と「グランカブリオ(GranCabrio)」の生産を2025年後半からイタリア・モデナ(Modena)工場に戻すと発表した。両モデルの全バージョンは、2025年第4四半期からモデナ工場で生産される予定。
・これはマセラティにとって新たな章の始まりであり、イタリアンデザイン、パフォーマンス、ラグジュアリーの象徴である前世代のアイコニックなモデルが生産されていた工場

・百度(Baidu)傘下で自動運転の新エネルギートラックを手掛ける新興メーカーDeepWay(深向)は5月16日、タイの主要パートナー企業と先日配給契約を締結し、同国市場で初受注を獲得したとSNSに投稿した。
・配給契約では、右ハンドル電気トラックとパワートレーラーモデルが主な対象モデルとなる。Deepwayはタイのパートナー企業に対し、先進的な3つの電動システム、インテリジェントな運転技術、右ハンドル市場向けの商品開発など、ライン

・現代自のインドネシア法人であるHyundai Motor Manufacturing Indonesia (HMMI)は5月15日、Hyundai EV Ecosystem Tour 2025を開催し、同国初となる完全統合型EV生産エコシステムにおける自社の役割を紹介した。現代自は、インドネシアにおいてHMMI・チカラン(Cikarang)工場をはじめ、現代モービスとの合弁によるバッテリーシステム生産拠点「Hyundai Ener

・ジェネシスは5月19日、2025年6月に英国で発売予定のDセグメントEVセダン「Electrified G80」改良型のデザインおよび仕様を公開した。
・改良型「Electrified G80」は、94.5kWhの大容量バッテリーと136kWのデュアル電動モーターを搭載し、パフォーマンスと航続距離の向上を実現。1回の充電で最大323マイル(約520km)の走行が可能となっている。DC急速充電にも対応し、25分で10%から80%の充

・英国の調査会社GlobalData (グローバルデータ)は、2025年4月のライトビークル(中大型商用車を除く)のグローバル販売台数を発表した。
・2025年4月の販売は前年同月比6.0％増の732万台、4月の季節調整済み年率換算販売*は9,200万台/年だった。（*月次販売実績から季節的要因を除去し、年率換算(12倍)した数値）
・地域・国別では、米国が前年同月比11.3%増、西欧が2.2%減、中国が12.0%増、日本が10.5

 ・Schaeffler AG (シェフラー) は5月21日、公益社団法人自動車技術会(JSAE)主催の人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA (5月21-23日)で、より効率的で持続可能かつインテリジェントなモビリティ実現に向けた取り組みとして、電動ドライブ向け製品、マルチエナジー関連製品、自動運転向け製品などを披露した。Vitesco Technologiesとの合併により拡充された製品ポートフォリオを日本で初めて

・5月16日付の複数メディアの報道によると、アルジェリア・オラン州ウエ・トレラ(Oued Tlelat)にあるルノー・アルジェリアの工場は、いまだ操業再開の承認を得られていない。同工場は2020年から操業を停止しており、現在も再開の許可を待ち続けている。政府は依然として「ゴーサイン」を出していない。
・2025年3月、産業省の技術委員会は、ルノー・アルジェリアが新たに提出した生産再開の申請を却下した。この決定は、アルジェリアとフラン

・5月20日付のフィリピン現地メディアPhilstarは、フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき、2025年4月のフィリピンの自動車販売は前年同月比10.0％減(前月比16.7％減)の3万3,580台で、2022年2月以来の前年同月比マイナスとなったと報じた。
・車型別では乗用車が35.5%減の6,498台、商用車が0.7％減の2万7,082台となった。4月に販売された電動化車

・BYDは5月19日、ブラジル最大かつ最も革新的な電気自動車(EV)充電ネットワークの発足を発表した。この充電ネットワークはブラジル最大の民間充電ステーションネットワークEZVolt及び充電ソリューション企業Tupi Mobilidadeとの戦略的提携に基づいて構築された。 
・この取り組みによりブラジル初の統合的EV充電プラットフォームが導入される。BYDのドライバーは、BYD Rechargeアプリを通じてEZVoltステーショ

・インフィニティは5月19日、ミッドサイズSUVの改良型「QX60」を発売した。2025年型「QX80」のスタイリングテーマ「Artistry in Motion」から着想を得た、スタイリングが採用されているという。
・インフィニティ・アメリカの副社長Tiago Castro氏は、「ラグジュアリーでありながら実用的な『QX60』は、インフィニティのラインナップの中核を担うモデルであり、今回改良された2026年型は、ブランドの未来ビジ

・5月16日付のメキシコ現地メディアCluster Industrialによれば、ドイツの自動車用プラスチック部品メーカーKnipping Automotiveのメキシコ法人はメキシコ・トラスカラ州ウアマントラ(Huamantla)に第3工場を開設した。 
・第3工場開設は約3億5,000万メキシコ・ペソ(約26億円)の事業拡張の一環で正規雇用150人を創出する。新工場は自動車産業向けの高性能プラスチックソリューションを専門としてい